歯医者が行う、食事指導・栄養療法について

なぜ!歯医者が食事指導・栄養療法をするのか?そう思った方は、多いのではないでしょうか?
近年、栄養療法を取り入れた歯科医院は増加しています。現在のような対症療法(症状を取るだけの治療)ではなく、原因を探って、原因を治療するような予防医療(機能性医学)を行わなければ、真の健康は得られないのです。皆さんが、これから求める医療とは、一生入院せずに済む、薬を飲み続けなくて済むような医療ではないでしょうか?
そのために、歯科医院が出来ることは「歯の健康を含む6つのリスク因子」に取り組むということです。歯の治療だけなく、栄養、運動、休養の保健的指導を含めた治療が重要だと考えています。
6つのリスク因子とは
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栄養
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運動
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休養
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喫煙
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飲酒
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歯の健康
オーソモレキュラー療法とは
オーソモレキュラー療法とは、投薬だけに頼らず、栄養指導や生活習慣の改善から根本治療をめざし、自然治癒力を高めることを目的とした療法です。栄養素(適切な食事やサプリメント)を用いて、病気の根本的な原因にアプローチすることで、 私たちの身体を構成する約37兆個の細胞のはたらきを向上させて、健康を取り戻す治療法です。
オーソモレキュラー栄養医学について
病態を改善する目的では「欠乏症を防ぐ量」である厚生労働省が定める「所要量」の数10倍〜数100倍の栄養素を用いることも珍しくありません。
例 ビタミンC 所要量 100mg/日
カゼ予防・美肌 3,000mg/日 ガン治療(点滴) 100,000mg/日
栄養療法の目的
栄養療法は、病気の根源に目を向けた根本治療
対症療法(投薬など)
検査結果によって明らかになった症状に合わせて薬を処方し、氷山の一角に対する治療法。そのため、慢性疾患などの根本原因に目を向けることは少ない。
機能性医学療法(栄養)
病気になりえる原因の根源から予防し、未然に病気になること防ぐ。細胞レベルから整えて、自らの力で機能回復ができるようになる治療法。