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大切な人をがんから守るため今からできること
先週、大変残念な報道がありました。
小林麻央さんの訃報です。
闘病生活を公表され、多くの同病者の方々を励まされ、生きる素晴らしさを見せてくださり、たくさんの方にがんについて考えることを命がけで示してくださったことに心から敬意を表します。
そして、心よりご冥福をお祈りいたします。
私は、多くの乳がん患者さんと向き合い、治療されてきた南雲吉則先生の
“命の食事”プロジェクト
に賛同し、アドバイザーを取得しました。
がんは珍しい病気ではなく、日本人の2人に1人がなる病気。
遺伝?偶然たまたま?なるのでしょうか?
いえいえ、原因の多くは私たちの生活習慣にあるのです。特に食習慣に。
まずは乳がんを知ることから始めましょう。
乳がんは女性だけの病気ではありません。
「デンスブレスト」という言葉をご存知ですか?
「乳腺濃度が高い乳房」のことで、乳がん検診で一般的なマンモグラフィーでの診断が非常に難しいことが言われています。
デンスブレストは個性であって、決して病気ではありません。
実際、昨年の乳がん検診学会では、日本人女性の80%ほどがデンスブレストであったという発表があり、むしろ一般的なのです。
乳がん発見の可能性を向上させる方法として、超音波、トモシンセシス(3Dマンモグラフィー)、MRIがあります。
早期発見、早期治療も大切ですが、がんにならない生活をすることがもっともっと大事です。
命の食事については、また別の機会に詳しくお話ししたいと思います。
記事の一部はPiNK SUMMER 2017から引用させていただきました。