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お口の粘膜 健康ですか?
年が明けて2週間が経ち、いつもの生活が戻ってきている頃だと思います。
寒くて、乾燥している日が続いていますが、体調はいかがでしょうか。
年末年始の忙しさや暴飲暴食などが続くと、お口の中の粘膜に変化が起こることがあります。
歯科では、歯だけでなくお口の粘膜なども診ます。
皮膚のターンオーバー(細胞の入れ替わり)が、約28日というのはよく知られていますが、粘膜のターンオーバーはどのくらいか知っていますか?
皮膚よりずっと早く、約数日〜14日と言われています。
お口の中を傷つけても、すぐに治ってしまったという経験があると思います。
でも、生活習慣が乱れて免疫力が下がったり、必要な栄養が取れていないと、そのターンオーバーもうまくいかず、治りが悪くなったり、粘膜が弱くなったりします。
つまり、ただれたり、傷つきやすくなったり、口内炎ができやすくなったり、治りにくくなったりするのです。
お口の粘膜は主にコラーゲンでできていますので、コラーゲンを作るためにはタンパク質、鉄、ビタミンCが不可欠です。
そして、アルコール(飲酒)によって、様々な大切なビタミンやミネラルがかなり消費されてしまいます。
お酒を飲む時はあまり食べないという方もいますが、是非いつも以上にしっかり食べてもらいたいです!
お口の中にはたくさんの細菌がバランスを保って棲んでいます。
その細菌もいつも一緒ではなく、口腔内の衛生状態や食事の内容によって、変わります。
免疫力が下がったり、糖質の多い食事や間食が続いて、質的な栄養不足になると、細菌のバランスが崩れて、お口の中にはカビが生えたりすることもあります。
それは、薬では治らず、生活習慣の改善が必要になります。
口内炎ができやすい方、以前より治りが悪くなったなぁと、感じることがありましたら、食事や睡眠、口腔衛生、などの生活習慣を見直してみましょう!
気になることがありましたら、是非ご相談ください。