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歯を抜かずに歯列矯正
最近のお子様によくみられる顎の劣成長
顎が狭いと鼻呼吸が難しくなり、「小児喘息」や「アレルギー」、「睡眠障害」など様々な問題を引き起こす事がある為、当院では成長期のお子様(5歳~9歳位)を対象に顎顔面矯正を行っております。
この顎顔面矯正、一番の目的は顎の正常な成長を促し、上記の問題を予防する事なのですが、「歯を抜かない歯列矯正」としてもおすすめしております。
そもそも歯列不正の先天的な原因の1つが、顎が小さい事で歯が並びきらない事で起こるものです。
歯の大きさに対して顎の広さが足りないと、歯が重なって生えてしまうのです。
この狭い顎の中で歯をきれいに並べるには、どうしても歯を抜いてスペースを作る必要があります。
最初の歯並びの状態や、歯の動き、顎の成長によっては抜歯した方が良い場合もありますが、顎顔面矯正は土台である顎そのものを広げていきますので
ほとんどの方が、抜歯をせずにここまで歯をきれいに並べる事ができます。
もっときれいに並べるには、ここからブラケット矯正も必要になりますが
「顎の劣成長による様々な問題を予防できる」「歯を抜かずに済むかもしれない」と考えると、成長期のお子様には顎顔面矯正を是非おすすめさせて頂きたいです。