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高齢者の方の口腔ケア
こんにちは。歯科衛生士の永井です。
先日ご年配の方で、治療が全て終わり、メインテナンスに移った方がおりました。
歯磨きを頑張って頂いたり、お口を開けて頂いたり、型取りをさせて頂いたりと、大変だったとは思いますがよく最後まで通って頂きました。
今後はメインテナンスで、健康でごはんがしっかり食べられる口腔内を保って行きたいと思います。
年齢を重ねると、身体の抵抗力や機能が衰えてしまう為、誤嚥性肺炎などを防ぐ為にも、お口の中を清潔に保つ事がとても重要になります。
しかし年齢を重ねてくると歯磨きもまた難しくなってきてしまう為、お口の中をきれいに保つ事が困難になってきます。
当院では治療を終えた方に定期的なメインテナンスに来て頂いておりますが
ご年配の方で、ご自身ではセルフケアが充分に出来ない方でも、このメインテナンスでお口の中をきれいにさせて頂いております。
中には片麻痺で利き手が動かせない方や、介助が必要な方でご夫婦で口腔ケアを行っている方もいらっしゃいます。
勿論、”自分でお口の中をきれいにできる”という事がとても大切になりますので、そういった方にも歯ブラシの当て方などはお話させて頂いておりますが、
身体が思うように動かないけどお口の中をきれいにしたいと思う方や、またそのご家族の方の少しでもお手伝いをさせて頂けたらと思います。