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Q.歯の色が黄色いのが悩みです。友人から歯のホワイトニングがとても良いよ、と聞いたのですが、どのようなことをするのでしょうか？

A.歯の色はひとり一人違うのですが、様々な原因で変色することがあります。タバコやお茶、食べ物の着色であれば、機械的にクリーニングすることで取る事ができます。また、歯の神経を取っている場合、歯は内部から黒っぽく変色し、治療しないと改善しません。

加齢や薬剤などの影響で、歯のそのものの色が変色して気になっている場合は、ホワイトニングという方法(自費診療)があります。薬剤(過酸化水素や過酸化尿素など)を歯の内部に浸透させ、色素を分解し白くします。

ホワイトニングには2通りあり、オフィスホワイトニングは歯科医院で高濃度の薬剤を使用し、レーザーなどを併用して行うもので、より短時間で白くすることができます。1日で完了しますが、後戻りもあるため定期的に行う必要があります。患者さんが自宅で行うホームホワイトニングは薬剤の濃度を低く抑えてマウスピースを使用し、時間をかけて白くしていきます。そのため、1回の効果は低く、1～2週間連続して行う必要があります。両方を併用(デュアルホワイトニング)し、効果を持続させる方法もあります。

市販のホワイトニング剤は歯科医院のものとは薬剤が違います。
ホワイトニングに適さない場合や禁忌の場合もありますので、歯科医院で詳しく説明を聞かれることもお勧めいたします。