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教えて!!ドクターQ&A【Vol.34】

Q.妊娠中はお口のトラブルが増えると聞きましたが、どのようなことに気を付けたらよいですか。

A.妊娠中は女性ホルモンが増加することによって口腔内の環境に影響を及ぼします。プラークや唾液の量、質も変化します。免疫も抑制されるため、感染しやすくなることで歯周病(妊娠性歯肉炎)を起こしやすくなります。また、つわりがあると食事の回数が増えたり、偏食による栄養の偏り、嘔吐による胃酸の影響などで虫歯にも気をつけなければなりません。栄養不足で口内炎や口角びらんも起こりやすくなります。

口腔内に炎症を起こしやすい部位(親知らず、根尖病巣、虫歯、歯周病など)がある場合は、妊娠前に治療をしておいた方がいいでしょう。歯周炎のあるお母さんの早産のリスク(低体重児出産のりスク)は、7倍になるといわれています。お母さんの身体の状況は赤ちゃんにも影響していきます。その人に合ったブラッシングやフロスなどによる口腔内の清掃、栄養の摂取が大切になりますので、歯科医院での相談や定期的なチェックをすることをお勧めいたします。