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子どもの歯、乳歯の虫歯①

 

みなさんこんにちは、受付の池田です。

今回は子どもの虫歯についてお話したいと思います!

 

子どもの歯、乳歯の虫歯の特徴は3つあります。

 

乳歯は虫歯の進行が早い!

乳歯の虫歯は黒色ではなく白色!

③痛みを感じにくい!

 

 

まずは①についてです。

 

 

乳歯は”エナメル質”と呼ばれる部分が永久歯の半分の薄さしかなく、弱く、柔らかいです。

虫歯はこのエナメル質が溶けることによってできますので、大人の歯よりも子どもの歯の方が

進行が早いです。また、歯が柔らかく、酸や細菌への抵抗力がまだ強くないため、虫歯になりやすい状態です。

 

 

次に②について。

エナメル質は半透明なので、健康な乳歯はつやのある透き通ったような白色に見えますが

虫歯ができると黄みがかった白色になります。原因はエナメル質が溶けてきて、象牙色である象牙質が露出するからです。

本来は黄みがかった白色になる虫歯ですが、色素沈着をおこしたり、神経までに達するような虫歯は黒くなることがあると言われています。

虫歯=黒い”といったイメージがあると思いますが、

先程述べたとおり、乳歯の虫歯は黄みがかった白色であることが多いです。

黒色だとすぐに気付けても、白色に近い状態ですとよ~く見てみないと気付きにくいですよね。

 

 

最後に③についてです。

子どもは痛みに対する感覚が発達していないので、歯に痛みがあったとしても

”これは虫歯だ!”と気付かず、そのままにしてしまいがちです。

虫歯の痛みの経験があればわかりやすいかもしれないですが、

初めての経験ですと虫歯を自覚することができません。

 

 

 

 

乳歯はあごの発達に大きな影響を与えます。

乳歯に虫歯があることによって咬む位置や回数などが偏ったりすると、

顔の輪郭が曲がってしまったり、咬む力が弱くなってしまったりあごの発達の妨げになります。

また、永久歯も虫歯になりやすくなったり、歯並びに悪影響を与える可能性も高くなります。

 

 

永久歯が生えるから、乳歯が虫歯になっても大丈夫。

・・・ではないのです。

 

 

大事なお子さんの歯。

どのように虫歯予防していけばいいのか?

子どもの歯、乳歯の虫歯②でお伝えします(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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