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前歯に隙間、あいてませんか❓
こんにちは、院長の塚原です。
奥歯は噛んでいるのに、上の前歯と下の前歯の間にスキマがあいている方はいませんか?
普段、意識していないと、自分の噛み合わせがどうなっているかあまり知らない方もいらっしゃると思います。
たいていは、この写真のように上の前歯と下の前歯のスキマに舌がのぞいています。
鏡をみて、このようになっていたら要注意!
舌で歯を押して、スキマを開けてしまっているかもしれません。
また、前歯で麺類など噛み切ることができないため、舌を前歯に押し付けて切っているかもしれません。
このような癖によって前歯が押し出されて、動いてしまうのです。
前歯にスキマがあると、口呼吸になりやすいですし、奥歯の負担が大きくなるため、詰め物が取れやすかったり、歯がしみたり、ひどくなると、歯が割れたりすることさえあります。
また、矯正治療後の後戻りにも非常に関係します。
このような癖は、舌や口腔周囲の筋力が弱いために起こることが多いです。
舌や口腔周囲の筋肉を鍛えて、鼻呼吸をし、舌癖を治していくことは、お口の環境だけでなく、全身の健康にも大きく関わってきます。
お口の機能が弱くなることは、全身の機能が弱くなることと同じです。
口腔の筋力の低下は誤嚥性肺炎なども起こしやすくなります。高齢者でなくても、起こす可能性があるのです。
対策として、あいうべ体操や筋機能訓練があります。
当院でもご指導していますので、気になったらご相談ください!
(前歯だけでなく、小臼歯あたりにスキマができてしまうこともあります)
あいうべ体操についてはこちらをご参照ください!
舌の機能の大切さはこちら