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Q.はじめて入れ歯を作ったのですが、面倒くさくなって使わなくなってしまいました。入れ歯を入れなくても軟らかいものは食べられるのでこのまま使わなくてもいいでしょうか？

A.はじめて入れ歯を使用するとき、わずらわしさや合っていないことから使用をやめてしまう方がいます。入れ歯をする重要な点は、咀嚼機能をしっかり回復することで、奥歯でしっかり噛めることが大事なのです。そのような状態は、お肉や野菜など食事を満遍なく摂ることができ、今のように軟らかいものに偏らなくなります。お肉や野菜の不足は、身体を作るもとになるタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養不足になり、からだの筋肉が痩せてきて身体がゆっくりと衰えていきます。また噛むことが少なくなると、口腔の周囲の筋力も衰えるので、誤嚥しやすくなり肺炎を起こすことがあります。

痛くて使えない場合には、自分のお口に合うように調整を繰り返してもらった方がいいでしょう。また、入れ歯にはいろいろな種類（保険適用外のものもあります）がありますので、歯科医院で相談して、自分に合う入れ歯を作製してもらいましょう。