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指しゃぶりはやめなきゃダメ?
当院では、小さなお子様や赤ちゃん連れのお母様にもたくさんご来院頂いております。
赤ちゃんといえば小さなお指をちゅっちゅ!かわいらしいですよね❤
しかし長期間の指しゃぶりは、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことが知られています。
本日は、年齢に応じた指しゃぶりの対応についてお話させて頂きます。
乳児期(~1歳)
赤ちゃんの指しゃぶりや口遊びは、成長の大事なステップです。
やめさせる必要はありません。
ただし指を深くくわえて吸う、つまり哺乳に近い動きが長時間続く場合は、授乳の量や時間が不足している可能性があります。
授乳の状況を見直してみましょう。
乳児期(1〜2歳)
赤ちゃんの頃の指しゃぶりが継続していることが多く、眠い時や退屈な時に無意識にするのは問題ありません。
もし日中や活動中に頻繁にみられる場合は、子供からのサインかもしれません。
生活リズム、運動量、スキンシップなど何か問題がないか考えてみましょう。
この頃の指しゃぶりは子供の不安や緊張の解消手段になるため、無理にやめさせるとかえって執着したり、爪噛みなどの癖につながる恐れがあります。
乳児期(3~5歳)
集団生活を経験する子が増え、社会性が発達する時期です。
これ以降の指しゃぶりは、歯やお口の成長に影響を及ぼします。
自分から指しゃぶりをやめようとする気持ちが育つ一方、ストレスによる指しゃぶりが持続してしまうケースもあります。
生活環境を整え、子供自身が指しゃぶりに気づき、「やめよう」という意識を育てることが重要です。
例えば、兄弟の誕生や、周囲の人からの指摘、歯科医院で指しゃぶりの説明を受けたりすることがきっかけになります。
子供の気持ちの準備ができていないうちに強制的な手段(指サックや装置の使用、指に薬を塗るなど)でやめさせることは、他の癖や問題行動につながる恐れがあります。
指しゃぶりをした時に叱るのではなく、しなくて済んだ時にたくさん褒めて差し上げてください。
お口の成長に関してご心配がございましたら、ぜひ当院にご相談ください。
お待ちしております!