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むし歯を作らないために

こんにちは。歯科衛生士の飯倉です😊

師走ですね。12月になったかと思えば、もう気が付けば今年もあと数日。

時間が過ぎるのが早すぎてビックリしてしまいます。

 

そんな中、先日、当院の副院長である松井先生による勉強会が開催されました。

テーマは【小児歯科】です。

 

人生の中でむし歯になりやすい時期が4つあると言われています。

1. 3才までの時期

2. 6才臼歯(第一大臼歯)が生えて2年間位の時期

3. 思春期

4. 老年期 

この4つの時期の2つが小児の時期です。

子供の時にむし歯を作らないことが、生涯に渡って口腔内の健康を保つことに繋がります。

 

むし歯の予防に大切なことは

①フッ素を取り入れる

②飲食回数のコントロール

③プラークコントロール

 

フッ素は広く知られている通り、歯質を強化する為、虫歯菌が作り出す酸によって歯が溶けるリスクを減らせます。

フッ素入りの歯磨剤や洗口液を使って、毎日の生活にフッ素を積極的に取り入れましょう。

 

又、食べ物を食べると口の中は酸性に傾きます。

酸性になると歯の表面が溶けだす(脱灰する)のですが、時間と共に中性に戻ります。

ただ、飲食をダラダラと続けると、いつまでも酸性の状態が続く為、脱灰が続き、むし歯になってしまいます。

食事はダラダラと食べ続けず、時間を決めて切り上げる、間食は回数を決める、など長時間食べ続けないようにしましょう。

 

最後にプラークコントロールですが、子供の場合、一人で隅々まで磨くことは結構ハードルが高いです。

ぜひ小学生までの間は大人による仕上げ磨きをしてあげて下さい。

 

これから年末年始、ご家族や友人の方と美味しいものを食べる機会も増えるかと思います。

体重も気になるところですが、ぜひむし歯にもお気をつけ下さい。

食べる時は食べる、でも、食べない時間も作りましょう。

そして大人も子供も寝る前の歯磨きは忘れずにしましょうね。

 

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