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教えて!!ドクターQ&A【Vol.24】

Q.歯の表面が白っぽく変色しているようです。痛みはないのですが大丈夫でしょうか。

 

 

 

A.歯は外側から、エナメル質、象牙質、歯髄という構造になっています。お口の中の細菌が食事の中の糖を取り込んで酸を作り、エナメル質の表層のリン酸カルシウムを溶かします(脱灰)。食事の度にこの現象は起きるのですが、だ液が洗い流し、その酸を中和し、溶け出したリン酸やカルシウムをもとに戻す働きをします(再石灰化)。 エナメル質の表層が脱灰していると白く変色し、エナメル質初期う蝕(Ce)という状態になります。脱灰と再石灰化のバランスを維持していれば、むし歯が進むことはないのですが、歯の周りにプラーク(歯垢)が残っていると酸が作り続けられ、だ液の再石灰化作用も働かなくなるため、むし歯が進行していきます。むし歯が象牙質へ達すると歯髄に近づくため痛みが出てきたり、むし歯の進行が加速します。エナメル質初期う蝕(Ce)であれば、歯を削る必要はありません。まずはプラークコントロール(歯磨き)を徹底する、糖の摂取を控えたり、摂取の仕方に気をつける、口呼吸を治すことが大切です。また、フッ素塗布によって、進行を予防することができます。進行を確認するためには、歯科医院での定期検診が必要です。