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Q.子ども用の歯磨き剤や歯ブラシはどのようなものを選ぶといいでしょうか。

A.子どもはその成長に伴って、歯の状態や生え方も変わってきます。

また、自分で磨くのか、親が仕上げ磨きをするのかによっても適した歯ブラシは変わってきます。

子どもが自分で磨く場合には、持ち手が太く、短く握りやすいこと、歯ブラシのヘッドは小さくかつ柔らかく曲がるものが安全で、毛先も短めが磨きやすいでしょう。

親が仕上げ磨きをする場合も小さいお口に入りやすい小さなヘッドで、大人が持ちやすく、奥歯まで届く長さのものを選びましょう。歯磨き剤はむし歯の予防にはフッ素入りが効果的です。2023年にフッ素入り歯磨き剤の推奨される濃度基準が変更されました。

歯が生えてから2歳までが900～1000ppmで1～2㎜（米粒大）、3～5歳までが同じ濃度で5㎜程度で、発泡剤や研磨剤の入っていないジェルタイプや泡状のものでお子様の好みのフレーバーがついたものなら使いやすいでしょう。毎日の習慣なので、楽しくできるよう工夫しましょう。

磨き方にもコツがありますので歯科医院で指導してもらうことをお勧めいたします。