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歯周病菌が大腸がんに影響する!?

こんにちは🌸

歯科医師の本行です。

新しい年を迎え、今年も患者様に寄り添いながら安心して医療を提供できるように頑張って参ります。

ご挨拶がおそくなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします✨

さて今回の内容ですが、私以前大学病院で歯周病に関係する研究をしていましたので、歯周病に関係した内容をお話ししようと思います。

歯周病とは、皆さんご存じの通り歯を支えている骨が溶ける病気です。

骨が溶けることで歯がぐらぐら次第に揺れだし、気づいた時には歯が抜けて落ちてしまいます。とてもこわいですね💦

歯周病の歯茎のイラスト

 

さらに歯周病になると歯周病細菌やその菌が産生する毒素・炎症性物質が血管を通して全身に送られ

様々な組織で悪影響を及ぼすことが知られています。歯周病と糖尿病は関係があるというお話は有名ですよね❣

ちなみに最近の研究では、歯周病と大腸がんが関係することが分かってきました。ご存じでしたでしょうか❓

腸内細菌のイラスト

大腸がん患者さんの唾液や大腸がんを調べたところ、なんと歯周病細菌(フソバクテリウム)が検出したと報告されています😲

さらにフソバクテリウムが増加すると生命予後が悪化するということも分かっています。

2023年がん統計では、大腸がんは肺がんに引き続き第2位の病気です⚡

大腸がんを予防するためにも歯周病の予防を行うことがとても大切ですね。

歯周病の方も歯周病になっていない方もお家でしっかりとセルフケアを行い一緒に歯周病の予防、ケアを頑張りましょう✨